店舗・イベントの備品リストをAIで整える|数量と単位を混ぜないCSVの準備
備品メモをAIで表にすると「2袋」と「20個」が足されることがあります。品名・数量・単位・未確定の4列に分け、元のメモと行数で確かめる方法を、架空の例で紹介します。

この記事で分かること
備品メモをAIで表にするときは、4つの列に分けるのがコツです。列は「品名・数量・単位・未確定」の4つです。
単位が違う数は、足さずに別の行のままにします。できた表は、元のメモと行の数を比べて確かめます。
この記事は、AIへの頼み方の見本(テンプレート)の紹介です。実際のお店やイベントで試した結果や、時短の効果は測っていません。
こんなことで困っていませんか?
よくある悩みとして、次のようなものがあります。
- 「紙コップ 2袋」と「紙コップ 20個」が、AIに足されて「22」になってしまう
- 数が決まっていない物に、AIが勝手に「0」や「1」を入れてしまう
- AIが作った表が合っているのか、どう確かめればよいか分からない
自由文のメモで混ざりやすいもの
思いついたまま書いたメモでは、同じ品名でも数え方が違うことがあります。
- 紙コップ 2袋
- 紙コップ 20個
この2つを「紙コップ 22」とまとめると、意味のない数字になります。袋と個は、数え方が違うからです。
また、「案内板(数は未定)」のような項目もあります。AIがここを0や1で埋めてしまうおそれがあります。
4つの列に分ける

一覧にするときは、次の4列に分けます。列を分けると、数字と単位が混ざらなくなります。
- 品名:書かれたとおりの名前
- 数量:数字だけ。決まっていなければ空欄
- 単位:脚・台・袋・個など
- 未確定:数が決まっていないときに「未定」と書く
列を分けた表は、CSV(シーエスブイ)で保存すると便利です。CSVは、値をカンマ(,)で区切って並べた文字だけのファイルです。Excelなどの表計算ソフトでも開けます。
CSVの読み書きは、Python(パイソン、プログラムを書く言葉の一つ)の公式資料「csv — CSV File Reading and Writing」にも説明があります。
架空の備品リストで依頼する例
AIには、メモとルールをまとめて渡します。ルールを書くのは、AIに勝手な判断をさせないためです。次の文をそのまま貼り付けて使えます。
次の備品メモを、品名・数量・単位・未確定 の4列の CSV にしてください。
- 椅子 12脚
- 机 3台
- 紙コップ 2袋
- 紙コップ 20個
- 案内板(数量未定)
ルール:
- 1行のメモを1行にする(5行のまま)
- 品名が同じでも、単位が違う行はまとめない
- 数量が決まっていないものは、数量を空欄にし、未確定に「未定」と書く
- メモにない数量を作らないルールどおりなら、次の形になるはずです。これはAIの出力例ではなく、ルールから考えた正解の形です。
品名,数量,単位,未確定
椅子,12,脚,
机,3,台,
紙コップ,2,袋,
紙コップ,20,個,
案内板,,,未定単位が違う数は足さない
合計を出したいときは、品名と単位が両方同じ行だけを足します。「紙コップ 2袋」と「紙コップ 20個」は単位が違うので、別々のままにします。
1袋に何個入っているか知っていても、それはメモにない情報です。個数にそろえるなら、人が確かめてから行います。
空欄・重複・行数の点検

AIが作った表は、そのまま使わず元のメモと見比べます。AIは、ときどき行をまとめたり消したりするからです。
- 行の数が元のメモと同じか確かめる(今回の例なら5行)
- 数量と単位の組み合わせが、元のメモと同じか確かめる
- 「未定」の行に、数字が入っていないか確かめる
- 同じ品名の行が、勝手にまとめられたり消えたりしていないか確かめる
一つでも違えば、その行を直してから使います。
まとめ
- 備品メモは「品名・数量・単位・未確定」の4列に分け、未定は0にせず「未定」と書く
- 単位が違う数は合計しない
- AIが作った表は、行の数と中身を元のメモと見比べる
次にやること:手元の備品メモを1つ選び、上の依頼文に貼り付けて4列の表にしてみましょう。
次に読む:Claude Codeにいきなり編集させない|計画モードで変更案を確認する/Claude Codeに毎回同じ説明をしない作業メモ



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