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ClaudeのSkillsは何を書く?「いつ使うか」と「手順」を分ける基本

SNSで見かける Claude の Skills(スキル)。作業メモや毎回の依頼文と何が違い、何を書けばよいのかを公式資料を基に整理します。「何をして、いつ使うか」の説明と、作業の手順を分けて書くのが基本です。

用途タグを付けた道具と開いた手順冊子を分けて配置した、スキルの説明と手順のイメージイラスト

この記事で分かること

Claude の Skills(スキル)は、「この種類の作業が来たら、この手順でやる」をまとめておくものです。

書くときは、「何をするか・いつ使うか」の短い説明と、細かい手順を分けます。作ったら、使ってほしい依頼と、使ってほしくない依頼の両方で確かめます。

この記事は公式資料を基にした一般的な解説です。この記事のために Skills を作って動かした結果や、品質・時短の効果は測っていません。設定画面や対応している版は、使っている環境の最新の案内で確かめてください。

こんなことで困っていませんか?

  • SNSで Skills の書き方の紹介を見かけたけれど、作業メモや依頼文との違いが分からない、という悩みがありました(このブログの企画資料で、SNSの紹介投稿をきっかけに挙がった悩み)
  • よくある悩み:Skills に何を書けばいいのか分からない
  • よくある悩み:SNSの説明が古いのか新しいのか、判断できない

根拠にした公式資料

公式資料によると、スキルは SKILL.md(スキルの中身を書くファイル)を中心に作ります。必要なら、補助の資料も一緒に置けます。

また、description(ディスクリプション=スキルの説明文)が大事です。AIは、この説明を見て、どの場面でスキルを使うかを判断します。

SNSには、古い説明が混ざっていることもあります。仕様は公式資料で確かめるのが安全です。

作業メモやCLAUDE.mdとの違い

図解:置き場所ごとの役割

このブログでは以前、「毎回同じ説明をしない作業メモ」という記事を書きました。いつも守るルールは CLAUDE.md(Claude Code が毎回読む決まりごとのファイル)に、その日の進み具合は作業メモに分ける方法です。

Skills は、それとは役割が少し違います。

  • CLAUDE.md:いつも守ってほしいルール
  • 作業メモ:その日ごとに変わる進み具合
  • Skills:特定の種類の作業が来たときだけ使う、決まった手順

つまり Skills は、「この依頼が来たら、この手順でやる」を切り出しておくものです。

説明(description)には「何を・いつ」を書く

図解:説明は「何を・いつ」の2つ

公式の書き方ガイドでは、説明に書く内容として「What the skill does and when to use it.」(そのスキルが何をして、いつ使うか)が挙げられています。

説明は短く、次の2つが分かるようにします。

  • 何をするスキルか
  • どんな依頼のときに使うか

手順と参考資料は本文に分ける

細かいやり方は、説明に詰め込みません。SKILL.md の本文や補助の資料に書きます。説明が長いと、いつ使うかが伝わりにくくなるからです。

以下は、架空の「お店の紹介文チェック」を題材にした設計案です(実際に作って動かしたものではありません)。

説明:
お店の紹介文の下書きを点検する。営業時間・価格・住所などの
事実の誤りや、書かれていない情報の追加を確認したいときに使う。

手順:
1. 依頼者から渡された確定情報(事実カード)を読む
2. 下書きの日時・価格・商品名を、確定情報と1つずつ照合する
3. 違う所と、確定情報にない情報を一覧にして返す(直すのは人)

確定情報のまとめ方は「店舗のSNS原稿は事実カードから」で紹介しています。

使う例・使わない例で確かめる

作ったスキルは、次の3種類の依頼で確かめる計画を立てておくと安心です。

  1. 使ってほしい依頼(例:紹介文の下書きを点検して)で使われるか
  2. 似ているが別の依頼(例:紹介文を新しく書いて)で、使われ方が意図どおりか
  3. 関係ない依頼(例:表の合計を出して)で、使われないか

意図しない場面で使われるなら、説明の「いつ使うか」をもっと具体的にします。

導入前に中身を読む

他の人が作ったスキルを使うなら、入れる前に SKILL.md や補助の資料を読みます。何をする手順なのかを確かめるためです。中身が分からないものは、入れないのが安全です。

まとめ

  • Skills は「特定の作業のときだけ使う手順」を切り出すもの
  • 説明には「何をするか」と「いつ使うか」を短く書き、細かい手順は本文に分ける
  • 使う例・使わない例で確かめ、他人のスキルは中身を読んでから使う

次にやること:よく頼む作業を1つ選び、「何をするか・いつ使うか」を1〜2行で書いてみましょう。

次に読む:Claude Codeに毎回同じ説明をしない作業メモ/店舗のSNS原稿をAIに頼む前に|事実カードの作り方

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