店舗のSNS原稿をAIに頼む前に|営業時間を間違えない「事実カード」の作り方
お店の告知文を AI に下書きしてもらうと、営業時間や価格が変わってしまうことがあります。先に確定情報と未定の項目を「事実カード」にまとめ、それを基に下書きを作り、公開前に照合する手順を、架空の店の例で紹介します。

この記事で分かること
営業が終わってから SNS の告知文を考えるのが負担になっている、小さなお店の担当者に向けた記事です。
結論から書くと、文章を頼む前に、日時・営業時間・内容・価格・予約方法・未定の項目を「事実カード」にまとめ、AI にはそのカードを基に表現だけを考えてもらうのがおすすめです。公開前には、下書きとカードを照合します。
この記事は提案テンプレートの紹介です。実際のお店で試した結果や、時短・来客などの効果は測っていません。
よくある悩み:忙しくて告知が後回し、しかも間違える
海外の掲示板(Reddit)でも、一人で店を回していて SNS まで手が回らない、外部に頼んだ投稿で営業時間が間違っていた、といった相談が見られます(投稿。2026年5月ごろの投稿で、内容は投稿者の申告です)。
AI に下書きを頼む場合も、同じ心配があります。文章を整える途中で、時間や価格を書き換えたり、書いていない情報を足したりすることがあるからです。
Anthropic の公式ページでも、小規模事業向けに投稿の計画や文章案を作って、人が承認してから使う利用例が紹介されています(Claude for small business、2026年10月21日確認)。ここでも「人が確認する」ことが前提になっています。
事実カードの6項目

告知を書く前に、次の6項目を書き出します。
- 対象日
- 営業時間
- 商品・内容
- 価格(未定なら「未定」と書く)
- 予約方法(なければ「記載なし」と書く)
- 未確定の項目
大事なのは、決まっていないことも「未定」と明記することです。空欄にすると、AI がそれらしい内容で埋めてしまうことがあります。
架空の店での例
## 事実カード(変えてはいけない情報)
対象日:10月25日
営業時間:11時〜15時
商品・内容:かぼちゃスープ
価格:未定(文章に価格を書かない)
予約方法:記載なし(URLや電話番号を作らない)
未確定の項目:価格
## お願い
このカードの情報だけを使って、
① 短い告知文(2〜3行)
② 少し長めの紹介文(5〜6行)
を作ってください。カードにない情報は足さないでください。変えてよい表現と、変えない情報
- 変えてよい:あいさつ、季節感のある言い回し、文章の長さ、絵文字の有無
- 変えない:日付、時間、商品名、価格、予約方法
アレルギーや栄養、効能など、お店として責任のある情報は、AI に考えさせず、必ず人が書いて確認します。
公開前の照合
下書きができたら、投稿する前にカードと並べて確認します。
- 日付と時間はカードと同じか
- 商品名が変わっていないか
- 「未定」の価格に数字が入っていないか
- カードにない URL・電話番号・住所が入っていないか
一つでも違えば、その部分を直してから投稿します。
まとめ
- 告知文より先に、事実カード(6項目)を作る
- 未定のことは「未定」と書き、AI に埋めさせない
- AI には表現だけを考えてもらい、事実は変えさせない
- 公開前に、下書きとカードを照合する



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