Claude CodeとCodex、2つのAIに役割分担させてブログを運営してみた|ファイルで引き継ぐ連携のしかた
デザインはCodex、記事作成と実装はClaude Code。2つのAIに役割を分けてブログを運営しています。直接会話できないAI同士を「フォルダーとファイル」でつないだ方法と、うまくいった点・気をつけている点をまとめました。

はじめに
このブログは、2つのAIに役割を分けて運営しています。
- Codex:デザイン、画像づくり、ブログの宣伝の準備
- Claude Code:記事の作成、サイトへの組み込み(実装)、記事の公開
「AIを2つも使う必要があるの?」と思われるかもしれません。実際にやってみると、得意な作業を分けることで、それぞれの仕事がはっきりしました。
この記事では、2つのAIをどうつないでいるか、実際の流れに沿って紹介します。
ポイント:AI同士は直接会話できない

連携の前提として、まずここを押さえる必要がありました。Claude CodeとCodexは別々のツールで、お互いに直接メッセージを送ることはできません。
そこで、同じパソコンの同じフォルダーを「受け渡し場所」にすることにしました。
- Codexが作ったものは、
記事\Codexデザイン納品_日付\というフォルダーに置く - Claude Codeからの依頼は、
Codexへ_デザイン依頼_日付.mdというファイルに書く - 私(人間)は、「このファイルを読んで」と相手のAIに伝える役をする
郵便受けを1つ決めて、手紙でやり取りしているイメージです。
実際の流れ

① Codexがデザイン案を作る
最初にCodexから届いた納品フォルダーには、次のものが入っていました。
- 実装依頼書:Claude Codeに向けて、何をどの順番で組み込んでほしいかを書いたもの
- 制作仕様:色(背景、文字、アクセント)、画像の仕様、確認してほしい項目
- テーマのCSS案:サイトの色や文字の大きさを変えるファイル
- 見本のHTMLとスクリーンショット:パソコン幅とスマホ幅の完成イメージ
- アイキャッチ画像:1本目の記事用のイラスト
- ロゴのマーク:サイトのアイコン候補
見本のHTMLは、あくまで「見た目の参考」です。実際のブログにそのまま置き換えるものではない、と依頼書に明記されていました。この一文があったおかげで、Claude Code側が既存の仕組みを壊さずに作業できました。
② Claude Codeが既存のブログに組み込む
Claude Codeは、依頼書を読んでから作業を始めました。
- テーマのCSS案を、ブログの既存のテーマファイルに統合する
- 英語のままだったボタンや見出しを日本語にする
- ロゴのマークをサイトのアイコンとして設定する
- アイキャッチ画像を、ブログの正式な手順でメディアに登録し、記事に設定する
組み込んだあとは、スマホ幅とパソコン幅、ライトとダークの4パターンで画面を撮影して確認しました。
③ 実装側で気づいたことを返す
組み込んでみると、見本どおりにいかない部分もありました。たとえば、トップページのキャッチフレーズが、見出しと同じ大きさで表示されて重く見えました。
Claude Codeはこれを本文寄りの大きさに調整し、「なぜ変えたか」を依頼書に書いてCodexに返しました。デザイン担当が知らないところで、黙って変えないためです。
④ 次の依頼を出す
記事が増えると、アイキャッチ画像が必要になります。Claude Codeは、Codexへの依頼書に次のことを書きました。
- 記事のタイトル、URL、内容の要点
- 画像の仕様(縦横比、色、入れてはいけないもの)
- トップページや一覧で、画像がどの比率で切り抜かれるか
切り抜きの情報は、実際にサイトを組んでいる側でないと分かりません。これを伝えることで、大事な部分が切れない画像を作ってもらえます。
うまくいった点
- 担当がはっきりしている:「これはどっちがやるの?」と迷わない
- 記録が残る:依頼も納品もファイルなので、あとから経緯を追える
- お互いの確認が入る:デザインは実装側が実際の画面で確認し、実装側の変更はデザイン側に報告される
気をつけている点

- 人がつなぎ役をする:AI同士が直接やり取りしないので、どこまで進んだかを人が把握できる
- 事実だけを書く:記事では、実際に試していないことや、確認していない数字を書かないルールにしています
- 画像で嘘をつかない:アイキャッチは「概念のイラスト」として作ってもらい、実際の操作画面の代わりには使わない
まとめ
2つのAIは直接会話できませんが、「受け渡し用のフォルダー」と「依頼書・納品書のファイル」を決めるだけで、十分に連携できました。
人がやることは、方針を決めることと、AI同士の橋渡しをすることです。AIを増やすほど、この「決めごと」が大事になると感じています。
関連記事:
次に読む:ブログ以外の自動化の実例として、FX自動売買の仕組みづくりを3回に分けて紹介しています → 【FX自動化①】全体の流れ


コメント
まだコメントはありません